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瓜ふたつの人が同じ人に恋をした

第26章 喧嘩〜あれが原因で〜


ったく!何あいつ!!!人がせっかく食べもん作ってやったのに!!!あ"あ"あ"!イライラする!
あいつから流れてきた書類を全部送り返そ!

私は自室の扉をスパーン!!!と勢い良く開ける。
そして、山積みになっている書類の中から人束持って土方の部屋へ行く

スパーン!!!

土方「もっと優しく開けろ。扉ぶっ壊れんだろ」
『んなもん知らねぇ。はい。これ。』
土方「終わったのか?」
『送り返し。自分のくらい自分でやれ。こっちに送ってくんじゃねぇ。』

ピシャン!

そして、ズカズカと歩いて自室へ戻る

沖田「姐さん。土方コノヤローは放っておいてでかけやせんかぃ?」
『どこに?』
沖田「旦那に新しく出来た旨い団子屋教えてもらったんでさぁ」
『行く。あっ。あたし持つよ。その代わり愚痴聞いてね』
沖田「そのために行くんでさぁ。ここじゃ、はけるもんもはけねぇですからねぃ」



『でさー!ほんっとにひどいったらありゃしないの!!今までは我慢してたけどさ!こっちだって仕事あるんだよ!!!てめぇの仕事もやってんだよ!!!ってなる。総悟があいつを暗殺したくなる気持ちがわかったかもしれないわ』
沖田「マジですかぃ?土方はそういう、なんつーか、デリカシー?がねぇっていうか。馬鹿なんでさぁ」
土方「誰が馬鹿だって?」

うわぁ…会いたくない人ランキング第一位登場したわ。マジ消えてくんねぇかなあ

土方「帰るぞ。おいヨツバ。飯作れ。」
『言ったでしょ。アンタに手料理なんて食わせねぇって』
土方「作れ」

ったく。

私はつくとすぐに厨房へいき、夕食に合うようなメニューを作り、出した

『はいよ』
土方「おう。」

そう言うと、土方はマヨネーズをかけずに食べていた。
夕食をとっていた隊士たちも驚いている
私も思わず目を見開いた

『なにやってんの?』
土方「飯食ってる」
『うん。見ればわかる。かけないの?』
土方「俺の女が作ってくれた料理にかけるのは失礼だからな」
『何に失礼なの』
土方「マヨネ…お前に」
『今マヨネーズって言おうとしたよね?やはりマヨネーズですか?』

ポンっ

私は肩を叩かれた。後ろを振り向くとニコニコした近藤さんがいた
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