第4章 白鳥沢学園男子排球部 その1
…今は白布と川西を応援しよう…
なんだかんだ言って色々絡んでくれてるイイ人たちだから。
『…やっと着いたー!』
キューっ
自転車にドライブかけて駐輪場に停める。
涙を拭いて、ブサイクな顔に眼鏡を掛け直し、
『よいしょ』
鍵をかけてからダッシュで会場の応援スタンドへ。
遅れて申し訳ないけど!
後で謝るからご勘弁を…!
1番前がラッキーな事に空てる!
そこにお邪魔しよう。
『はぁー、着いたよやっと…』
~白布side~
黒いジャージが目に入った…
スタンドの一番前。長い髪を横でまとめ、腫れて赤い目を拭ってる美樹だ。
やっぱりあいつは……
眼鏡掛けるとブサイクだなw
それを第一発言で言うのはおかしいだろ、俺。
でも、凄く嬉しい。美樹が来てくれた事がこんなに嬉しいなんて。試合が終わってからちゃんと話を聞いてやろう。
美樹。見とけ。これが俺たち白鳥沢男子排球部だ。
~川西side~
…なんか白布がニヤついてるんだけど…
ああ。美樹来たんだ。良かった~。白布のテンション下がり始めてたんだよねw
…まあ、俺も嬉しいけど!
…だって惚れた女に自分の勇姿を見せれるのってヤル気出るじゃん??