Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第13章 俺達の新婚生活
俺は身体を起こすと、目を硬く閉じ、ビクビクと身体を震わせながら腰を揺らす和をベッドに押し倒し、開いた両足を更に広げ、僅かに腰を引いた。
「じゅ…ん…?」
そのまま動きを止めた俺を、閉じていた瞼を開いた和が見上げた。
熱に浮かされたように潤んだブラウンが忙しなく揺れて…
「その目…、すげぇゾクゾクする…」
「えっ…?」
「そんな目で俺以外の奴見たら…、俺…」
これでもか、ってくらいにもう熱が溜まってんのに、それでも全身を駆け巡る血液がその一か所に向かって流れて行く。
「見たら…、どうすんの?」
唇の端を上げ、和がニヤリと笑う。
普段可愛いキャラ全開の和が、俺の前だけで見せる妖艶とも言える顔に、俺の中のS魂が雄叫びを上げる。
「んなの決まってんだろ…? ブッ飛ばす!」
勿論、”和を”じゃなくて、”相手を”だけどな?
俺は引いた腰を一気に和の中へと沈めると、ピンポイント集中で腰を打ち付けた。
「あっ…、あぁっ…じゅ…ん…、激し…っ…」
身体を乱暴に揺さぶられながら、和の手が中心へと伸びる。
「イキ…そ…?」
「ん…、もう…だめ…っ…」
その声をきっかけに、中心を握った和の手が激しく上下を始めた。