第4章 リセット契約と初夜
「バイト先、勝手に無かったことにさせてしまってーーーすまなかった。もし俺から、はなれていって帰らなかったらと思うと、いてもたってもいられなくてーーー依存していたみたいだ」
「そんな・・・私はもう、気にしてないからーーー最初は凄くこわかったけど、助けてくれたり、怪我を治してくれたり・・・厳しくしてくれて
凄く嬉しかった・・・お兄ちゃんが出来たみたいでーーー」
「そ、そうか?俺は、最初は頼り無さそうな妹系だなとーーーはは。」
「もう。酷いよ・・・っ、ふふ。」
お互い笑いあってギクシャクしていた気持ちはほんわかした気持ちに
変わっていた
「改めてだが、その・・・さち!俺・・・」
ぎゅ・・・
「俺のーーー恋人になって欲しい。」