第43章 ジュルル!!
「ジュルル‥お願い‥どこにも行かないで‥!」
「里奈?おーい!里奈ってば!」
「‥!!あ‥栄子いつのまに‥」
栄子は里奈の額に手をやった
「熱は‥ないか‥」
「熱なんかないよ?元気だよこの通り!」
里奈は笑顔でそういった
「いきなりジュルルを抱きしめたと思ったら涙流すから‥」
「え‥?」
里奈は頬に手をやり驚いた
「涙のあと‥」
「大丈夫?疲れてるんじゃない?」
「ジュルルはどこにもいかないよ」
「うん‥そうだよね‥ジュルルはどこにもいかないよね‥」
「今日はもう休んだら?」
「そうだよ里奈」
「ありがとう!ななみ!栄子!」
里奈は家に帰ることにした
「ジュルル‥!」