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【100プリ】Wistarian Diva

第8章 Op.8 After Squall【R-18】



(ダメだ…俺ももう…)

クロードはそのまま一気に深めていく。


「あ…クロード…イク…ああぁっ!」




クロードは
快楽に身体をしならせたレオナの中へ
己の欲を全て吐き出した。













*********



「…あぁ、ケイか…俺だ」


レオナが目を覚ますと
いつの間にかソファの上に横たわっていた。


シャワールームに入ってからの記憶が
途切れ途切れになっていて、曖昧だ。



少し離れたところで
クロードが電話をしている。


「レオナなんだが、体調が悪いようで、とても仕事できるような状態じゃない…ああ、大丈夫、過労だろう」


「……」


ぼんやりした意識の中でクロードの声だけが聞こえてくる。



(そうだ…私、バスルームの中で…)


先ほどまでの情事を思い出し、レオナは赤面する。



「悪いが、明日の昼までスケジュール空けてくれるか……いやケイならできるだろ。任せるぞ…緊急の用事は俺にかけてくれ」




目を覚ましているレオナに気付いたクロードは


「……のぼせて気ぃ失うなよ」

笑いながらそう言って、横たわるレオナのそばに腰かけた。


「ほら…飲め少し」


クロードはテーブルの上の氷水をすすめる。


水を一口含むと
自分の身体が思いのほか火照っていたことに気づく。



「…明日の昼までスケジュール空けさせた」

「…え?」

唖然とするレオナの額を
クロードは指ではじく。

「いたっ」
「馬鹿…そんな泣きはらした目で表に出られるか」


そう言って、首筋にすっと指を這わせる。


「…こんなんじゃ、外にも出れないな」
「クロード…これは明日に消えるようなものじゃ…」
「……ケイに『やっぱ仕事します』って折り返すか」

クロードが携帯を取り出すしぐさをする。

「ちょっと待って!やだ!」

そのクロードの腕を制止しようとするとクロードがいたずらな笑みを浮かべて逃げる。


「ふふふ…」

二人は顔を見合わせて笑った。




「…ま、明日の昼まで時間はあるんだ」



クロードのダークパープルの瞳が妖しく光った。



「今晩は…覚悟しとけ」



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