第13章 ７日目の嗜虐

「ジェイドさんの、いれて、ください……。」
「ほう、何をですか？」
「…やぁっ……！」
あの、その、というのを繰り返し、やがて私の胸元に涙が浮かばれた瞳を向けて見上げられる。
……それは、ずるいですねぇ。
「私の負けです。わかりました。」
ふふっと笑うと、安堵したように一息ついた。
「では、下着を、ご自分で脱いでいただけますか？下だけで構いませんので。」
「え、え！？」
「そのくらいはしていただきませんと。」
うー、とまた呻きながら、私の上で彼女はタイツと下着を慣れない手付きで外した。
「良くできました。」
優しくキスをし、一気に最奥を貫く。
「や、やぁぁぁぁぁっ！！！」
体重が一気に一点にかかるので、ルルさんはそのまま数回軽く私の上で達した。
ぎゅうっと絞まると、蜜がどんどんと溢れでて、くつろげたスラックスが濡れていく。
「はぁっ……あっ……。」
少しでも動くと、良いところに当たるのか、もじもじと彼女は腰を動かした。
「やっ、んっ……はぁぁっ！は、ぁぁぁっ…」
「私は何もしていませんが？」
「やだぁ、ごめ、なさ……あっ……！」
コリコリといいところを一人でに抉られ、呼吸もままならずに腰を振る。
ずちゅ、ずちゅっと肌と水音が混ざり合う音がする。
「んんんっ！！や、き、きちゃ、ぁぁああああっ……！！」
「…くっ…」
妖艶に繰り返されるその姿と、制服姿のマッチングは、私の射精感を簡単に引き出す。
「んっ！！ジェイドさ……ぁぁぁっ！」
自ら舌を絡めてくる可愛らしい姿は、再び私を元気にすると、気を失うまで求められた。


「ご、ごめんなさいっ……」
腰砕けで歩けなくなったルルさんは、私の腕の中で尚も謝っていた。
「なんだか、いつもと違ったので……いえ、なんでも……。」
「大丈夫ですよ。」
どうやら服装もだけれど、命令されることに興奮をしてしまうという性癖を見出だしてしまったのかもしれない。
仮説ではあるが、そういうこともあるのだろう。
「たまには、いいですよね。」
「…もう、しませんので……。」
私と目を合わせない為に胸元に顔を埋めた彼女は、いつも以上に可愛くてたまらなかった。