第1章 団子屋さん【銀さん】
夏希「まだかな…」
私はさっきからずっと待っている。
誘ってきたのはあっちの方なのに。
そう。今私は待たされているのだ。
え?誰にかって?
そうだな……。
天パで糖尿病で死んだ魚のような目をしている人で……。
でも、やるときゃやるいい人。
一応彼氏ではあるものの、手を繋ぐまでで、キスもしていない…。
銀さん「悪い夏希!待たせたな!」
あ、やっときた…。
夏希「やっときたね銀さん…。(泣)」
銀さん「悪い悪い」
夏希「まぁ許すよ♪」
銀さん「じゃあ早速行きますか!」
と歩き出す。