第5章 「春」~これから~
ひま「ふ~ん♪ふん♪…」
私はベッドホォンをしながら鼻歌を歌っていた。
あれから、4年。
私は21歳になった。
バタンとドアを開けて、1人の女の人が入ってきた。
「ひまたーん~!そろそろ、スタンバイしよっ!」
ひま「……。」
「…あれ?聞こえてないのか…」
私がベッドホォンをして聞こえてないのを見ると、そばに来て肩をたたきながら言った。
「おーい!ひまたんってば!」
ひま「ぅえ!?あーなんだ、晴花か!」
晴花「あー、なんだ。じゃないよ!そろそろスタンバイしないと!」
ひま「あっ、そっか!」
晴花「私、先に行って準備してるね!ひまたんも早く来てね!」
ひま「うん!」
晴花が行ったあと、私は急いで準備を始めた。
ひま「タオルと、飲み物と…。よしっ、オッケー!」
私は控え室をあとにした。