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イケメン戦国【ご先祖様は織田信長】

第10章 謹慎 1


春日山城下から帰って来た翌日
広間で昼餉を食べていた時

萩「う~ん、今日のご飯も美味しい」

政宗「あたり前だ俺が作ったんだからな」

秀吉「本を置いて飯を食え三成」

三成「あっ、はい。いただきます」

家康「ご飯もまともに食べれないの?」

三成「家康様。心配をして下さるのですか?」

家康「はぁ。馬鹿なの?」

溜息を吐きながら大量の唐辛子をかける

萩「かけ過ぎじゃない?
このままで十分美味しいのに・・・」

政宗「家康お前のは他より辛めにしてあるんだぞ」

家康「まだ足りない・・・」

信長「政宗そろそろ諦めろ、家康に何を言っても無駄だ」

秀吉「萩これ食うか?」

ほらっと秀吉がお箸で摘み口元に持ってくる

萩「ありがとう秀吉さん」

躊躇いなくパクっといただく

家康、政宗「「・・・・・」」

光秀「遅くなりました」

そこに光秀が仕事から帰って来た

信長「・・・ご苦労だったな光秀」

光秀「家康、政宗どうかしたか」

席に座りながらムスッとしている二人にニヤニヤしながら声をかける

秀吉「これも食うか?」

三成「萩様良ければこちらもお召し上がり下さいませ」

スッと口元に煮物を差し出す

萩「良いの!ありがとう!?」

パクッパクッと食べる

光秀「フッなるほどそう言う事か
萩、貴様は信玄だけでなく秀吉や三成まで誘っているのか?」

萩「へっ、誘う?」

光秀「忘れたとは言わせんぞ
昨日、春日山城下で信玄と濃厚な・・・・・」

萩「いやぁぁぁ!!」

ダダッと走り光秀の口を塞ぐ

萩「ダメー!!信玄様とキスしたの兄様にばれるでしょ!?」

信長「萩、きすとは何だ?」

萩「さ、魚かな?」

政宗「ああ、鱚か」

三成「萩様、鱚が濃厚なのですか?」

萩「きゃぁぁぁ!!だから言っちゃダメー」

今度は三成の口を塞ぐ

光秀「信玄と濃厚な口づけをしていたな」

萩「!!!!」

信長「萩・・・・・」

ビクッと震え恐る恐る信長を振り返る

信長「甲斐のトラに口びるを奪われるとはな。
貴様に暫くの間謹慎を言い渡す
謹慎の間は見張りをつける」

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