第6章 部内試合
私「いくっよー!」
研磨「朱里ナイッサー」
思いっきり踏み切って...軟打。
力の強弱の大切さも教えてもらい済。
抜かりはないよ?
私「うぇーい」
パチンッ
研磨「朱里は凄いね...」
私「研磨のトスの精度も凄いよ」
ボールを受け取りながら、笑う。
私「ねぇ、黒尾先輩」
鉄朗「んぁ?」
私「次のサーブ、レフト狙うから、
上げられたら多分、センター使ってくる」
遠回りにどシャットを要求する。
鉄朗「しょーがねーなー」
ニヤリと笑う先輩もなかなかだと思うぞ。
心の中で言ってやった。