第18章 クリスマスを君と ※
前と同じようにシャワーを浴び、ベッドへと潜り込む
さも当然と言うように、俺の頭の下には腕
痛くないのか?
もう片方の腕は、これも当然のように腰の辺りにのせられている
そのまま向かい合って眠るのが好きだ
カ「なぁ」
「・・・ん?」
眠たそう
なんか子どもみたいで可愛いな
カ「ってキス好きだな」
「そ?・・・わかんね」
ギュウと抱き締められる
「カラ松とのキス気持ちいい、から・・・好き、なんだと思う・・・いっぱいしたい」
カ「そうか、俺もだ」
片腕を背中に回して、抱き締め返す
カ「その、これからもいっぱいキス、しような」
「・・あぁ、嫌っつってもするし」
ふわぁ、と欠伸が出てしまった
程なくしてもうつったように欠伸をする
そのまま意識を深い海の底へと沈ませていった
翌日、手作りのデコレーションケーキを持ち帰るも、兄弟達に全て食べられてしまうとも知らずに・・・