第7章 この瞳に和と洋 【R18】
半刻過ぎた頃、めいは目を薄らとあけた。信玄は優しい眼差しで頭を撫でている
「信玄様…」
逞しい腕に抱かれ胸に顔を埋めていた。改めて手術跡を見ためいは、先程までの事を思い出し、顔を真っ赤にし、まつげを伏せた
「どうしたんだ?あんなにも色っぽく俺を求めていたのにな」
額にやわらかな口付けを落とし、耳にかかる髪をそっと耳裏にかけた
「っ…」
(またあどけない姿に戻ったな)
先程までの欲情に濡れた顔はもう、どこにもない
「そんな顔をしたらもう一度めいを抱きたくなるんだがな」
耳を甘嚙みすると身をよじり、小さな甘い声をあげた
「んっっ、だめです…さ、さっきあんなに…激しかったのに」
「激しかったのに?なんだ?」
顎を掬い鼻先が触れる距離で問いかけると
「お身体に…そ、その…触りますから…続けては…だめです」
小さな声で呟き目線を下げる。激しく求めた事を後悔しているようにも見える言い方
「聞こえるだろ?心ノ臓の音が。苦しみなどない、安心できる音がしている。それ故に天幕で抱いた時より嬉しくて」
ーーー一段と気持ちよくてな。癖になったぞーーーー
耳元で囁かれ、信玄の旨に顔をうずめた
「こら、顔を見せなさい」
「だ、ダメです!信玄様が厭らしいことを言うから//」
頭をぶんぶん振り、顔を上げることを拒む
「気持ちよかったんだろ?ほら、まだこんなにも濡れてるぞ?」
茂みへ指が這わされ蜜壷をめがけ中にずぶずぶと入れたれた
「あぁぁーーっっらめっっ」
「こんなに締め付けて嘘をいう子はお仕置きだ」
(生きる意味を教えてくれた君をもっと感じさせてくれ)
抱きしめられていた体は仰向けに反転させられ容赦なく愛撫され硬さを取り戻した自身をまた埋められ再び深く愛し合うことになった
終