第2章 三日月に映る光と影 【R18】
脇に腕を差し込み、めいの上半身を起こし、下からズンズンと突き上げる
自身の体重がかかり、奥深く迄政宗を飲み込み離さない
「あぁぁっ……はぁぁん―――」
首に縋り付き、なすがままに揺さぶられだらしなく開いた口からはタラりと涎が滴り落ちた
政宗の目の前にはふっくらとした胸がたわわに揺れ、頂を再びコロコロと舌で転がせばツンと硬く主張する
柔らかく吸い付くような肌の感触を味わいながら頂を唾液でたっぷりと濡らし、吸い上げほんのりと紅く染め上げる
「あぁぁっっ」
下から突き上げられ、敏感な頂を愛撫され二度目の絶頂の波が押し寄せてくる
ヒクヒクと痙攣を起こし目の前が霞み、政宗を締めつけ蜜が政宗の足へと流れ落ちる
「ま、政宗、もう、だ、ダメ…」
がっちりと腰を掴まれ政宗が追い込むように旋律を早める
(もぅ俺も持たねえなっ)
奥深く、隙間がないくらいに打ち付けられ政宗の限界もすぐそこまで来ていた
「あっ、も…もう、やっ。はぁぁっ、、、あぁぁーーんっ」
ギュウギュウと締め上げ小刻みに蜜壷が締まる
「くっ…めいっっーー」
腰を小刻みに揺らしながら、最奥へ打ち付け、熱い白濁を注ぎ込んだ
ぐっと腰を上げ、一滴足りとも残らぬように
ぐったりと政宗の胸に体を預けるめいの腰に手を回し片方の手は優しく頭を撫でる
(叶わねえな、こいつには)
戦のない平和な500年先から来ためいにとって、乱世を生きる政宗とは価値観も何もかもが違った
生きて帰る保証等どこにもない、生きる為、世の発展の為に戦場へ向う政宗と共に生きる事を決めためい
(こいつだけは何度触れても、愛し合っても全然足りねえ。こういうのを幸せって言うんだな)
安堵の表情で眠りについためいをそっと寝かせ優しく身体を清めると、政宗も横になる
そっと髪を耳の裏へかけると身じろぎ、コツんと顔を政宗の胸に寄せた
(俺はこいつと一生笑って暮らす、あいつらもめいと早く逢いたがってるしな、面白くなりそうだ)
腕枕し優しく抱きしめ政宗も心地よい眠りについた
終