第8章 居場所
「泣きあんだか?」
里奈は頷き安倍から離れた
「明日から学校あるがいけんのか?」
「学校にはいけます‥でも家に帰りたくないです」
「でも今日は家にいないとまずいんじゃねぇか?父親も帰ってくるし」
里奈はため息をついた
『守ってあげれば?里奈ちゃん喜ぶ!』
「なんで俺が‥」
『あなたしかいない』
「‥めんどくせぇ‥」
安倍は里奈の前に座った
「夕方にはまた家に戻るからな」
「はい‥」
「それまでここにいるなりケダマと遊ぶなりしてればいい」
「安倍さん‥!!大好き!!」
気づくと里奈はそう言っていた
『良かったね!╰( º∀º )╯』
「安倍さん!モジャと一緒に遊びませんか?」
「なんで俺まで‥」