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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第16章 蝶を繫ぐ細い糸
ずっと欲しかった
姫凪の心が手に入るかも
微かに過ぎる邪。
おれが望んだ
姫凪の心は
スグそこまで。
でも、ね。
おれの頭に
こびりついたクロの涙が
姫凪の顔が
此処におれを運んだんだ。
クロが病気って言ったら
姫凪はきっと
駆けつけるよね
そしたらきっと
クロは喜ぶよね
分かってるよ
それが二人の為に一番良い
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