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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第15章 華は蝶を欺き涙で地を濡らす


声が掠れるのは
喉が腫れてるせいだけじゃない

涙が出るのは
熱のせいなんかじゃない

「姫凪…ごめ…ん…」

あんな事しといて
好かれたいなんて
贅沢は言わない

せめて

嫌わらないで欲しいんだ

『分かった、から…離し…』

「やば…嬉しい……」

『喋らなくて良いってば!!』

言わせろよ

「ありがと………」

髪の毛を撫でて
頬にキスを落とし
グッタリと身体を
姫凪ごとベットに沈めた
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