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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第12章 新たな華は眩しく誘う
『研磨……』
静かに響くバイブ音に
名前を呼ばれている様な気になる
ダメだよ
出れないよ
私はもう研磨に
愛される資格なんかない
気付いちゃったの
どんなに酷く突き放されても
何度他に目を向けても
たった一度で
たった一瞬で
心は鉄朗のモノになる
研磨に心を預けてるフリをして
また愛される日を願う私は
もう研磨に止まれない
携帯を投げ捨て
ベットに突っ伏した
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