• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第11章 蝶を縛る鎖


「姫凪…好き…
離さない…」

『………うん』

まだ応えてはくれないか。

でも、バスが着いたら
家に着いたら

きみはきっと言ってくれるよね

クロを忘れる為に
おれを愛する為に

始まりの言葉を。

姫凪の手を握ったまま
少し眠った

覚めない夢の世界へ
行く夢を見る為に。




「じゃあな
また明日練習で」

バスを降りて
クロはあっさり帰って行く

/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp