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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第11章 蝶を縛る鎖


握ってた手から
スルリと蝶が翔び立つ感覚

一瞬だった
二人が視界から消える

いやだ…行かないで…
せっかく捕まえたのに…!

慌てて二人を追いかけた

食堂近くの階段
二人が並んで座ってる

二人の間には
しっかりとした距離

少し安心して
足を止め聞き耳を立てると

「合宿の間だけでも
別れた事はナイショにしとけよ
木兎が何すっか
分かんねぇから、な?」

『……うん。ありがと』
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