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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第11章 蝶を縛る鎖


「姫凪…」

おれが呼ぶと
ビクリと肩を揺らして
姫凪がこっちを向いた

『研磨…!あの!
やだ…こんなカッコ…!
チョット後ろ向いてて?!』

無理に笑顔を作り
話しかけてくる姫凪

言われた通りに背を向ける

姫凪のナカには
まだクロが居る

あんな事されても
おれに縋ってこない

クロは良いね

ただ居るだけで
姫凪に愛されて。

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