• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第10章 華は散り蝶は翔び立つ


可愛い!!
なにこの可愛い生き物!

今すぐ抱き締めたい!
つーか!抱きたい!!

浮き上がる身体と頭は
自分に絡まった匂いにまで
気を回せなかった

俺の周りに張り巡らされた
蜘蛛の糸にも
もちろん気が付けなかった


「姫凪…!おまた…せ…!」

ゼェゼェと切れる息を
そのままに
姫凪の部屋に駆け込む

『鉄朗!?ホントにダッシュしたの?!
お茶!スポドリ!どっちがいい?!』
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp