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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第10章 華は散り蝶は翔び立つ


俺の周りに
無数に張り巡らされた
蜘蛛の糸。

断ち切るには絡まり過ぎてて
藻掻けば藻掻く程
雁字搦めになっていく

絡まる糸に焦って
解くことにだけ
目が向いて

気付けば蝶は
違う華に止まってた

伸ばした手は
行き場を無くして
虚しく地面に垂れいく
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