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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第9章 堕ちゆく蝶


保たなくしてやろうと
わざと暴れた身体は
シッカリ抱かれたまま
研磨は平然としてる

『…保たない…は…?』

「ウソに決まってるでしょ?
姫凪の一人や一人半なら
平気だし…
…言ったでしょ…

おれも男…だってば……」

涙がペロリと舐め取られ
頬にキスが落ちる

大きくてネコみたいな目が
細く三日月型に歪む

『研磨?あの…ヤッパリ…
歩く…』

どこか色っぽい顔から
目を逸らし研磨の胸を押す

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