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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第8章 その華の毒に蝶は甘く酔う


『研磨?顔色悪くない?
走って来て疲れちゃった?』

「………なんでも。
じゃあ、帰る。
また、明日ね
オヤスミ姫凪」

姫凪を再度
キツく抱き締めて
おでこにキスを落として
ベランダから外に出る

『あ、うん!
オヤスミ研磨』

姫凪の声に
手だけあげて
家までの道を歩いた
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