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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第36章 華と蝶と満ちる月ー華蝶番外編ー


「…と、まぁ
こういう事がありまして…
…ガキでゴメンナサイ」

姫凪を抱き寄せて
コツンとオデコをぶつけると

『ホント…ガキ…
でも私も…ガキだから…許す
…許して…鉄朗…
良かった…ナナちゃんと
なんにもなくて…』

笑いながらも涙声で
シッカリ抱き着いて来る姫凪

馬鹿野郎
なんにもなくて当たり前だろ

「お前以外
眼中にねぇよ…
一生お前しか要らねぇって
身体に刻みなおすから
覚悟しろ…」

『うん!刻んで?
何回も…鉄朗を刻んで欲しい…』

こんなに俺を追い込むのも
滾らすのも
逸らせるのも

「姫凪…お前が…好きだ…」

『私も…鉄朗だけが好き』

お前しか居ないんだから。

ソファーの上
素早く脱がせる服
時間がないとか
そんな理由じゃない
ただ単純に

「姫凪、綺麗だ…
逢えない間、頭ん中で思い出してたより
万倍綺麗…汚したくなるー…」

目の前のこの美しい蝶を
俺の欲塗れにしたくて
堪らねぇんだ
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