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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第8章 その華の毒に蝶は甘く酔う


クロがファンの子と帰って行くのを
横目で見ながら
俺は姫凪が眠る
保健室に足を進めた

「姫凪、起きてる?」

返事はない

近付きベットに腰掛けて
姫凪の髪の毛を撫でる
サラサラと長い綺麗な髪の毛

「切らないのは
クロが長い髪の毛好きだから?」 

ポツリと呟き唇を
指でなぞると
微かに眉が動いて
またスースーと寝息を立てる

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