白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第36章 華と蝶と満ちる月ー華蝶番外編ー
「姫凪…もう一回…
舐めて…?」
クタリとシーツに沈む姫凪が
色っぽくて
朝の元気なテツローくんは
一回じゃ到底収まらないご様子
甘えた声で可愛い唇を
犯してやろうとした
その時
「うわっ!誰だ?!
研磨か?!」
昨日マナーにし忘れた携帯が
空気をぶち壊す様に鳴り響く
「木兎だったらぶん殴…あ、れ?」
『ん?誰?』
「…なんか嫌な予感がシマス」
ディスプレイに映る名前は
研磨でも木兎でも赤葦でもなく
『ツキシマアキテル??
音駒に居たっけ??』
キョトンとする姫凪に
後で説明するとだけ言い
渋々応答した