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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第35章 咲き誇る華に蝶は優しく舞い降りる


黒尾side

離したくないと
何度も伸ばした手を
何度もすり抜けては
止まる場所を見失って
彷徨ってた蝶

枯れそうになっては
また蘇り
咲いた華

散り時を忘れた華と
彷徨う蝶

求めてたのは
お互いだと
知るには遠回りし過ぎた

でも、遅くない
そうだろ?

俺は咲く
今度こそ二人が迷わぬ様に
甘い香りで
咲き誇る

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