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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第34章 ここで咲く意味を見出す笑み


「…分かってる。
最低なのは俺だ…
だから俺なんか姫凪には…
俺より木兎や研磨が…」

バカじゃなかろうか。
それでも木兎さんが孤爪が
姫凪さんを離した理由が
なんで分からない?

まぁ、分からないから

「だから、独り善がりでヒーロー気取って
身を引く?」

「はぁ?なんだ?
喧嘩売ってンですかァ?」

「今更ですか?
売ってますよ?逃げてもいいですよ?」

「上等だよ
表出ろ…」

「他人の家を空にする気ですか?
周りの見えなさは
木兎さんより酷いですね
そんな事だから
見誤るんでしょう?」

分からせるんですが、ね?
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