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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第34章 ここで咲く意味を見出す笑み


電話の向こう
じゃれあってる二人…
そんな光景が浮かんでもオカシクないのに

「姫凪さんの家に行ってきます」

「え?赤葦!?」

「最悪の事態だったら
なんとかしないと…
姫凪が泣く
いや…泣いてるはずなんで」

俺の頭には
自分を責めてただ泣く姫凪さんが
それを攻め立てる黒尾さんが
見てきたかのように
巡って離れないんだ…

「待て!赤葦!」

後ろから聞こえる声が
一気に遠くなった
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