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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第7章 蝶との初舞
家に着き部屋に通して
飲み物を取りにキッチンへ
深呼吸して
部屋に隠してる
ゴムの数を思い出しつつ
お茶を淹れる
「足りる?失くなっても
止まれなさそうなんだけど…」
片手で足りる数に
後悔しつつ部屋に戻ると
部屋の隅で姫凪が
膝を抱えてる
「どうしたァ?
なんでそんな隅っこに居るンだよ?」
『きんちょ…シテマス……』
帰り道暗すぎて分からなかった
真っ赤でテンパッてる顔が
部屋の照明で俺の目に
ハッキリ届く
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