白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第32章 華は蝶を蝶は華を想い過ぎて…
「はぁ…
梟谷は今日、明日で
ど短期合宿
木兎さんはガッコ。
姫凪は必然的に
一人で家。
他に質問は?」
盛大にため息を吐いた後
研磨が機関銃の様に
零す情報に目を丸めてると
「行くの?行かないの?
行かないなら
おれが行くから
お土産貸してよ
疲れてるから
姫凪抱っこして寝るし」
眉間にシワを寄せた研磨が
俺のカバンから
姫凪への土産を取ろうと
手を伸ばす
「行きますぅ!てゆっか
抱っこして寝たらダメだろ!
アイツには木兎が…」
自分で言っててズキッとする心臓