白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第31章 華は枯れない
その日は朝からずっと
ソワソワしてた。
ワクワクじゃなくてソワソワ。
姫凪が来るのに
落ち着かなくて
出もしないのに何回もトイレに行ったり
お気に入りのグラス割ったり
何かあるのか?って
少し身構えてた
そんな朝。
お前はやって来た
いつも通り綺麗な笑顔で
昨日約束した通り
スッピンでラフな格好で
ホント素直な。
そんな所も大好きだ。
『光太郎…あの…』
「話しは後…姫凪…
抱かして…」
手に持たれた荷物を奪い取り
姫凪をベットに連れて行く