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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第30章 蝶の心に咲く華


そう思って慌てて電話口に出ると

〈おー、ちょっとなァ
明日少し時間あるからさ
土産選びに行くけど
何が良い?〉

いつものクロの声

ホッとする私の耳に

〈出来るならお前の欲しいの
買って行くし…
ほら、御守と弁当のお礼?〉

クロが放った言葉

『え?そんなの良いのに…』

一応のお断りするけど
自然とニヤけて声は弾んでしまう

だって自己満足で押し付けた
お弁当や御守に
御礼なんて
なんか嬉しいじゃない?
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