第30章 蝶の心に咲く華

「お、い…姫凪！
…部活したままだぞ…
無理すんなって…ﾝ…ｸｯ…！」

確かにいつもよりも
漢の匂いのする光太郎の自身
でもそれにすら
ドキドキしてくる

『お、いし…よ…』

無理やり作った隙間から零した声に
顔を赤くして呻き声を上げる光太郎に
ゾクゾクと肌が粟立つ

カリに竿に舌を這わして
溜めた唾液を絡めて啜り
しゃぶりつくと

「姫凪…そろそろ
止め…ろ…
じゃねぇと、俺も手加減出来ね、ぇ！」

ハァハァと息が上がる光太郎