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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第30章 蝶の心に咲く華


『そういうのは私だけに
聞こえたら良いから!
(後でイッパイ言って…
光太郎…大好き…)』

思わず柄にもなく甘い声を
背伸びしてまで
耳に届けたりしちゃって
更に顔が熱くなる

「姫凪!
やばい!もっかい!
さっきの、もっかい!!」

『嫌よ!後でだってば!
ほら、行こう!ね!
赤葦くんゴメン!
ラーメンで良い?』

はしゃぐ光太郎に背を向けて
赤葦くんの隣に並んで
顔を見上げると

「相変わらず賑やかですね
別に俺に気を使わないで
良いですよ?
飯くらい一人で食えますし」

ヤッパリ元気のない笑顔
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