• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第29章 華を蝕む闇


まだ熱い身体に
シカトを決めて
姫凪さんの声で
香りで笑顔で
騒ぐ心と身体を
落ち着かせようと足掻く

「少し…」

正直食べてる場合ではないけど
腹を満たせば少しは
この剥き身の刀の様になってる
欲もおさまるかもと
首を縦に振るも

『何か作るから
座って待ってて』

俺に背を向け
キッチンに立つ姿
真っ直ぐ伸びた線に
ウズウズと騒ぐ気持ち

無防備な背中を
メチャクチャにしたくなる

昼間の木兎さんと絡み合ってた
アレが脳に浮かび
再び身体を熱くしていく

/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp