白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第29章 華を蝕む闇
家に着き
シャワーを浴び部屋に入る
いつもよりも静かな家の中
玄関にあの人の靴は無かったから
今は俺一人…
目を瞑ると浮かぶ
木葉さんの言葉に複雑な顔をしてた
姫凪さんの顔
「姫凪…さん…
今頃癒やされてますか?」
鳴るはずもない
鳴らせるはずもない
携帯を眺めながら
記憶が遡って行く
木兎さんに愛されてた
姫凪さんが鮮明に脳裏に
浮かんで
静かだった身体に熱が篭っていく
家に一人だけ
そんな状況は俺の手を下半身へ
導いて頭の中の
姫凪さんは激しく犯す