第28章 華の祈り

朝、ラストになった
練習試合
因縁の相手、つっても初対面の烏野。

「かかってこいやコラァァ！
研磨！気合い入れろ！
アクビし過ぎなんだよ！」

当然コイツは盛り上がるわけで。

「トラ、うるさい。
まだ着いてもないのに
気合いとかウザい
朝は眠いの当たり前」

「根性で止めろ！アドレナリンだ！」

「イミフ」

本当に水と油な二人の
小競り合いが延々と続く　

ただ。

「あ〜めんどくせ
福永ァ」

どこかで待機してる
忍の様な福永の存在を思い出すと

「「止めます（るし）」」

大人しくなるから
まだまだ単純で可愛い奴等だよな