白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第28章 華の祈り
驚いて声を上げると
「お、お前!昼間の!」
変態野郎が俺を見て後退る
「店長??この人と知り合いなんですか?」
「いや…」
「知り合いだよね?
昼間もクロの獲物に手を出して
絞められ掛けたんだよね?
お姉さんヨカッタネ
クロが守ってくれるよ
このヒトの悪魔の計画から…」
後退った変態野郎の
服を掴んで
淡々と話す研磨
「え?計画?」
話に食いついた女に
「そう。可愛い子を
変な店に売り飛ばすんだって
昼間失敗したから
リベンジしようとしてるって…」
研磨が静かに続ける