白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第28章 華の祈り
嬉しい反面
心配もありで
怪訝な声を出すと
〈だめ?
世間話の相手が欲しかったの!
駄目なら研磨に…〉
天然か計算か
ほんとお前は
「ばか!んな事言ってないだろ
それに研磨はもう寝てますぅ
残念だったなァ」
〈ハハッ!知ってる!〉
俺を操るの上手いねえ
「ったく。
暇人に感謝しろよ?」
結局乗せられて
話を続ける為に
〈うん!
ねぇ?そっちで何か
楽しい事あった?〉
「あ?練習と試合地獄じゃなァ
抜く気も起きなくてね〜」
さっき空振った
シモネタを振ってみる