白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第28章 華の祈り
関係ない俺が
首突っ込むなんて
大きなお世話だろう
しかも、あんまり深入りしたら
俺も色々ヤバそうだよな
なんせ俺は…
「クロの悪いクセ。
気がなくてものめり込んで
やたらめったら
情移すんだから。
しかもあのタイプ駄目だよ、絶対。
姫凪と同じ匂いする
宮城でまで修羅場とか
目も当てられないから」
そうあの手のオンナに弱い…って!
「お前…まさか……」
「クロと一緒。
見た時から思ってた
似てないけど、どこか似てる
それこそ匂いとか空気とか
感覚的なモノだけど。」
ヤッパリかよ。