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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第28章 華の祈り


ホントに欲しい温もりは
今別のヤツを温めてるから

せめて身体だけでも
誰か温めてくれよ

なんて、な。

それが出来ねぇから
研磨に仙人なんて
悪い意味で
言われてんだよな

キツく握った事で
手汗塗れになった携帯を眺めて

「ホントに仙人になりてぇわ
悟りでも開いたら
お前の幸せも手放しで
喜べんのにねェ?」

自傷的な笑みを零して
部屋に戻った

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