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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第27章 太陽に止まる蝶
なのに今、甘えて
もしも抱かれてしまったら…
「帰さねぇよ、来い!」
『木兎!?』
ダメだよ
私はまた傷付けてしまう!
『離して…木兎…お願い…!
帰りたい!』
木兎の手は驚くほど熱くて
力強くて
なのに
「…ゴメンな…」
私の身体を引きながら
呟く顔は
悲しみに歪んでた
止めてよ木兎
悲しませたくない
私のせいで泣き濡れる華を
もう見たくないの…
「入れ」
部屋に押し込まれベットに
押さえつけられた身体
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