白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第25章 蝶を抱く華
少し複雑そうな姫凪の
空気に少し不安になるものの
「今更ですか?
まぁ、そっちサイドが
オッケーなら俺は行きますけど
木兎さんどうします?」
赤葦の声にどこかに
気持ちは一気に固まる
「行く!その代わり
俺らのケーキは自分で買うからな!」
ひとりぼっちは絶対ヤダ!
『もう…木兎は相変わらずだね
…アップルパイ焼いたから…
皆で食べよう?』
「お、おう。悪ぃ…」
呆れ顔の姫凪に落ちるため息
なんか子供扱いじゃね?
俺は恋愛対象になりてぇのに!