白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第24章 愛しい蝶と繋ぐ指
『食べたかったから?』
「半分当たり
はい、どーぞ?」
『ん…んー…』
出された匙に山盛りのアイスを
無理矢理口に押し込むと
入りきらなかった
クリームが口元を汚す
「姫凪さん、ジッとして…
クリーム付いてますよ…」
『ん!?』
「はい、ごちそーさま」
ペロリと口元を舐め取って
チュッ、と唇を奪う
『赤葦くん!?』
「この前、見せつけられましたから」
結構ガッツリ悔しかったんですよ
俺もしたいと
ずっと願ってたから