白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第24章 愛しい蝶と繋ぐ指
物騒な事を笑いながら
俺達を見る姫凪さんに
「「それはイヤ」」
声を揃えて笑う
『なら大人しくさせてなさい』
細い身体で
大男二人を従えて
泳いだり登ったり滑ったり
屋内なのに
陽をイッパイ浴びてる様に
キラキラしてて
「天使に見える!」
「……そう、ですね」
神聖なくらい美しかった
「赤葦がライバルかー…」
ポツリと呟いた木兎さんが
「ま、正々堂々とヨロシクなー?
俺は全力で口説くから!
威嚇もするし牽制もする!」
真剣な眼差しを向けて来る