白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第24章 愛しい蝶と繋ぐ指
「京治さん…
寂しい…
寂しくて…
死んじゃいそうよ…
タスケテ…
一度だけ…
アナタはただそこに居るだけで良い
それだけで
私は救くわれる…」
これは過去が
フラッシュバックしてるのか?
そうだ…今の俺は
昔の俺じゃない……
「良い子ね…そう…
そのまま…私を…
抱き締めて……?」
これは夢だ……
夢なら…何をしても……
腕に力を込めようとした時
LINEの通知音が鳴り響く
電気がいきなり付いた時の様に
クリアになる意識と目の前