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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第24章 愛しい蝶と繋ぐ指


「大人しく
抱きしめられてて下さいよ」

厄介ですよ?
本当に…。

後悔しても

遅いですよ?

弱い俺を見て
逃げたくなっても

逃さないから。

「姫凪さん…俺…
…家が嫌いなんです…」

弱音と涙を落として
姫凪さんにしがみつく様に
抱き締めた

『うん。さっきの電話家から?』

頭の上に降ってくる声に

「…はい…母から…です」

『そう…。
帰らないと怒られるの?』

「…いえ…それは別に…」

小さく応えていく
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